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2014年8月 SLやまぐち号
最終更新日:2014年9月21日

山口線 全線復旧記念 重連運転 C57 1 & C56 160


小郡
「小郡の夜」spacespace撮影:平成26年8月30日space
新山口と改名されて久しい。我々世代には小郡(おごおり)という名がたまらなく懐かしい。
様々な汽笛が夜の旧小郡機関区に響く。蒸気の汽笛も聞こえる。
ああ、小郡に来てよかった。


爆煙
「爆煙の匂い」space篠目駅〜仁保駅間space上り9522レspace撮影:平成26年8月29日space
すさまじい爆煙を残して重連列車は通り過ぎていった。
北びわこでも大井川でも体験できなかったこの匂い。
40年前に経験した懐かしい匂い。


長門峡
「二条の祝意」space長門峡駅〜渡川駅間space下り9521レspace撮影:平成26年8月30日space
空は澄み、山は萌え、稲穂は実り、二条の煙が全線復旧に祝意を示す。


爆煙
「山間の小集落」space篠目駅space上り9522レspace撮影:平成26年8月30日space
日本の原風景とも言われた山間の小さな集落、篠目(しのめ)。
山の向こうから、2台の蒸気機関車が交わす汽笛の会話が聞こえた。
C57「長・短・短」ポーッ・ポッ・ポッ
C56「長・短・短」ポーッ・ポッ・ポッ
絶気合図だ。
まもなく、ゆっくり静かに2台の蒸気機関車が姿を現した。


天高く
「天高く」space篠目駅space上り9522レspace撮影:平成26年8月29日space
かつて使用されていた給水塔が有名な篠目。腕木信号は今も現役。
さあ、出発!煙が高く吹き上がる。


徳佐
「徳佐の夏」space徳佐駅〜船平山駅間space下り9521レspace撮影:平成26年8月31日space
実る稲穂を横目に重連が駆け抜けていった。


徳佐
「徳佐の夏2」space徳佐駅〜船平山駅間space下り9521レspace撮影:平成26年8月31日space


重連
「重連激走」space津和野駅〜船平山間space上り9522レspace撮影:平成26年8月31日space
故障が癒えたC57型1号機
山口線沿線が少しでも元気になりますように!
そんな願いを込めてC56ともども激走する。
あなたたちもどうかいつまでもお元気で走り続けてください!



撮  影  後  記
全般山口線は蒸気機関車の運行を再開してもう35年になるとか。はじめて訪れましたが、沿線の人々がやまぐち号を愛し、期待しているのがひしひしと感じられました。私たち撮り鉄にもあたたかく声を掛けてくださいます。こんな人情あふれる山口で地元のみなさんとトラブルをおこすなどもってのほか。マナーを守って私たちこそやまぐち号を大事にしなければならないと強く思いました。 これから2度、3度と訪れることになると思います。とてもすばらしい所でした。
撮影時のエピソードなどは拙ブログ「各駅停車のひとりごと」をご覧ください。



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